TOPIX ➕0.08%、 MYPF ➕1.1% 半導体銘柄を保有していため、TOPIXを大幅にアウトパフォーム
- 本日はバリュー株優位の相場展開。海運・鉄鋼・石油関連・自動車・銀行が強かった
- 一方、半導体関連銘柄は大幅にマイナス。内需のグロース銘柄(SMS、アンビスHD、CUC)をはじめとした高PBR銘柄は敬遠された格好
- 半導体が売られたきっかけは、先週末のTSMCに関連したニュースだ。TSMCが半導体製造装置の納入延期を取引メーカーに要請したとロイターが報じたことをきっかけにグローバルに半導体関連銘柄は大きく売られていた
- 日経平均株価は➖0.8%であり、TOPIXと対照的な結果となった
- ただ、売買代金は4兆円を超えており大商い。海外投資家が割安な大型株を物色していると思われ、もう暫くこの流れは続きそうな印象だ
- 本日は、ヤマハ発動機(7272)を買い増した。理由は以下2点
- 12月決算のため、9月末の配当権利取りの影響がない(3月決算企業に比べ短期では高値掴みのリスクが小さい)
- 直前の2Q決算以降、株価は自動車セクターの中で大きくアンダーパフォームしていた(出遅れ感が強い)
- 丸紅(8002)は、今後原油価格が高止まりすることを想定した場合に恩恵を受けると見ており、買い増した。本当は、三菱商事(8058)、三井物産(8031)にもエントリーしたいとこだが、すでに銀行・不動産でポジションが大きいので今日のところは控えた
- CUC(9158)は本日8%急落。。同業のアンビスHD(7071)も4%強下落しているが、原因は不明だ。ホスピス業界特有の売り材料があったとは認識していないが、何か見落としている可能性がある。一見絶好の買い場にも見えたが、下落理由が分からなかったため、少額の買い増しに留めた
- 本日新たに中外炉工業(1964)にエントリーした。先日エントリーした第一実業(8059)と同様、広義でのエネルギー関連銘柄でPBR x0.7のバリュー株だ。エントリーの理由は以下
- 東証プライム上場維持のために当社は流通時価総額の底上げが必要。株価対策の第一弾として、7月に政策保有株を売却。これに伴い10億円相当の売却益を計上
- 直後には自社株買いを実施(当社の配当方針は、総還元性向50%)
- 今期業績は売上21%増、営業利益45%増、経常利益27%増を計画している。豊富な受注残があり、業績は底堅そう
- ただし、時価総額は170億円で流動性も低い。あまり大きなポジションは取りにくい銘柄だ
主要不動産株の昨年末以降の株価推移:三菱地所の出遅れ感が強い
- オフィスビルの再開発の端境期だったこともあり、年初から三菱地所の出遅れ感が強かった。足元、都心のオフィス市況も改善の傾向にあることから、地所と他銘柄のギャップが縮小する可能性もある
- 現在、満遍なく5社に分散投資しているが、追加買い増しの際には地所を優先した方が良いのかもしれない