TOPIX ➕1.0%、MYPF➕0.8%
本日銀行株が堅調であったため、MY PFはプラスだったものの、TOPIX対比でアンダーパフォーム
どこかのタイミングでメガ3行を組み入れたい。(マイナス金利解除も時間の問題かと)
本日の値動きの中でニチリンが振るわないのが気にはなる。当社は、自社株買いも実施中。業績も底堅いため、大きく下がることも想定しにくいが、銀行株と入れ替えたくなる今日この頃である
鉄道株は阪神優勝を見越し阪急阪神HDを保有しても良いかと思っていたが、本日主要鉄道株の中で唯一株価上昇。すでに優勝を織り込みはじめた?明日も阪神関連銘柄は注意深く見ておきたい
さて本日は、ジョイフル本田に着目。当社は、8月18日に50億円相当の自社株買い(日本版ASR)を公表
ASRは一旦証券会社が市場から株を借り入れて、発行会社の自己株取得にかかる売注文に対応。その時点で、証券会社には、ショートポジションが発生する。そのショートポジションを一定期間に買い戻す必要があるため、実質的には自己株式の市場買付と同じ需給改善効果が期待できる
当社は昨年も同様の手法で25億円相当の自己株取得を実施。前回実際した際の株価への影響について分析
2022年に実施した自己株取得(ASR)の概要
- ToST NeT3による野村證券から取得した自己株式数:1,501,500株、取得額2,343百万円、取得単価:1,561円、取得日2022年8月4日
- 証券会社によるショートポジションの買い戻し期間:2022年8月4日〜2023年1月31日
- 当該期間中の平均VWAP(✖️99.9%):1815.7810円 ←株価が上昇したことにより実質取得単価が16.3%上昇
- 野村證券が買い戻した株式数:2343百万円➗1815.7810円=1,290,817株
- 当初取得した株数(1,501,500株)から野村證券が買い戻した株数(1,290,817株)の差分(210,600株)は、新株予約権を行使することで、発行会社から野村證券へ交付。発行会社が最終的に取得する自己株式数は野村證券が市場買付した株式数と同数となる
- 市場買付けした期間は120営業日、市場での累計出来高は15,229,700株。野村證券の関与率は8.5%と試算される
- 当該期間は株価が底堅く推移したように見える。今回も同様のことが起きるとは限らないが、相応の需給改善効果が期待できる
2023年に実施する自己株取得(ASRの概要)
- TosTNeT3によりモルガン・スタンレー(MS)から取得した自己株式数:2,981,100株、取得日2023年8月21日
- MSの想定買戻期間:2023年8月22日から2023年12月1日(最短)〜2024年7月31日(最長)
- 今回買い戻す株数は前回の約2倍。その分、想定買戻期間は最長で2024年7月31日に設定している
- 実際の買い戻し株式数は、MSの空売残高報告でモニターできるので、定期的にチェックしていく方針