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IPO,PO関係

CUC(9158)のIPOに関する所見

株式会社DMM.com証券

バリュエーション的に面白そう

増資後(第三者割当増資含む)の発行済株式数は3千万株、24/3期の利益予想は2,033百万円

ここから算出される今期予想EPSは67.8円。目論見書記載価格1,670円ベースのPERは24.6倍

仮条件レンジが1,870円に上方にシフトされた場合の同PERは27.6倍

IPOディスカウントが20%と仮定した場合、上場時のPERは30-35倍を目線にしていると推察

これは、以下の類似企業のPERと比較しても割安感ある印象

  • アンビスHD(7071)の今23/9期の予想PERは57倍、来24/9期の予想PERは42倍(アナリストコンセンサスベース)
  • エスエムエス(2175)の今24/3期の予想PERは36倍
  • エムスリー(2413)の今24/3期の予想PERは43倍

親会社エムスリーがIPO時に株を売らないということは、親会社としてIPO価格では手放したくないという都合の良い解釈もできる?(親子上場IPOの場合、親会社が一定の株数を売却するイメージがあるが、今回は売らない点は特徴的)

需給面ではリスクあり?機関投資家の引き合い次第か

グロース銘柄でIPO規模120億円を超える規模になるので、需給面ではやや不安

時価総額1,000億円未満で浮動株時価総額150億円程度の銘柄にどこまで海外投資家が関心を示すのかが未知数だが、、

エムスリーの子会社であり、海外機関投資家からも相応の関心はありそう

募集株式数のうち3割超を海外機関投資家に販売するようであれば需給面では安心材料ととらえたい

結論:IPOに申し込んでみよう。上場後の株価も2,000円以下なら買い増しも検討

100億円超の大型IPOなので初値が高騰する可能性は極めて低いですが、価格設定面では他社比で魅力的にうつるのでIPOに申し込んでみたいと思う

SBI証券だと割り当て少ないだろうから、上場後の株価2,000円以下(=PER30倍以下)なら買い増しも検討したい

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