CB発行に伴う潜在株式数は、対発行済株式数13%相当
年限は5年。転換価格4,020円(本日終値3,165円に対して27%のプレミアム)
先日の東邦ホールディングスのユーロ円CBと異なり、本件は自社株買いはなし
時価総額対比で発行規模が若干大きい印象。よって、明日CB投資家によるヘッジ売りに伴う株価インパクトは相応に発生すると推察
ただ、資金使途は設備投資資金で将来の成長を企図した前向きな資金調達(業績も堅調)
5年債であり、期中転換される可能性があるのは、2026年以降株価が5,226円以上となった場合(発行会社が前倒しで転換を促す権利が発生するため)であるため、当面は希薄化の可能性は極少
業種の特性上リスク資金は増資資金で調達するのが王道であるものの、当社は21年末に3,667円で公募増資を実施した経緯あり
おそらく、それ前回公募価格より高い水準に転換価格を設定することで、既存株主に配慮したと推察
以上の点をふまえ、明日短期的な受給の影響で株価が4-5%下がった場合は押し目を狙いたい