TOPIX:-1.35% MYPF:-2% 半導体が一転投げ売り厳しい展開に(マクニカが特にきつい)
- 本日は、インテルの決算が市場予想を下回ったことをきっかけに半導体株が総じて売られる展開に
- ほぼ全ての業種が売られる展開。特に日銀会合直後は堅調だった銀行株が大きくマイナス、海運株も安い。相対的に不動産・原油関連が強かった。東証グロース指数も相対的に強かった
- 本日の半導体新高値銘柄:太陽HD(4626)、メック(4971)、富士電機(6504)、レーザーテック(6920)、JET(6228)
- 以前注目していた日本電技(1723)は、週明け1/29に決算発表を控えているなかで昨年来高値を更新している。魅力的な銘柄ではあるが、流動性が低すぎるのが難点。長期保有で小ロット保有なら検討の余地があるかもしれない。決算内容に注目したい
隠れリオープン銘柄のザ・パック(3950)にエントリー
- 本日はザ・パックにエントリーしたが、その理由について整理しておきたい
- バリュエーションは、PER(23年12月期)x13、PBR(22年12月)x0.94となっている。PBR1倍割れの状況だが、東証が要請している「資本コストや株価を意識した経営」については何も対応していない状況だ(今後何かしらの対応を打ち出してくる余地がある?)
- 22年12月期BPSは3,555円。今期会社予想EPSは257円、DPSは78円。23年12月の予想BPSは3,734円と試算される。現状の株価は3,350円であることから、少なくともPBR1倍達成=11%程度のリターンを期待したい
- 足元、業績は好調。昨年8月の2Q決算発表時に23年12月期の営業利益予想を64億円から71億円に上方修正した。昨年2月に策定した中計の最終年度の目標営業利益(70億円)を早くも達成する見込みとなっている。2月9日(金)に予定している本決算発表時に、中計の上方修正も期待できる
- 前述の株価対策の観点から、新たに自社株買いを実施する可能性もあると予想している。中計の財務戦略のなかの株主還元政策では、新たに「機動的な自社株買い」を掲げている。今後のM&Aの実施有無次第ではあるものの、現時点で大型のM&Aを公表していない。具体的なM&Aの予定がなく、業績が上振れているならば自社株買いを実施する可能性はあるのではないか?と期待している