TOPIX -1.68% MYPF -4.7% 本日はバリュー小型株の暴力的な下げの影響で大幅マイナス
- 本日の相場を一言で言うと、狼狽売り?私もなぜ下がっているのかよく分からなかったのでポジションを大幅に削減した。私のような胆力のない投資家は、同じような行動をしたのではないだろうか。つまりセリング・クライマックスで底打ちは近いのかもしれない
- でも、何かがおかしい。投資歴1年程度の新参者だが、「なんか変だぞ」という天の声が聞こえてきた
- 振り返ると8月以降、ノリと雰囲気と勢いで半導体関連銘柄を売って不動産・金融株をエイヤーと買ってきた。それは、相場の波に乗ろうという助平心であって、ボトムアップアプローチで個別銘柄を深く分析した訳ではない
- 相場の流れに乗っている時は、業種選択を間違えなければある程度勝てるが、足元のリスクオフ相場では、むしろダメージは大きくなる。長期的には不動産と金融は強気スタンスだが、両セクターともに個別銘柄に落とし込んだ時に、コレという銘柄が思い当たらなかった。(強いてあげるとMUFG)従って、一旦リセットで全て売却することにした
- 不動産セクターは、次の四半期決算を分析して、投資すべき個別銘柄を絞り込みたい(個人的には野村不が好きだが、同業他社比アウトパフォームするロジックを持ち合わせていない)
- 地銀セクターは、決算短信読んでも理解できないと思う。よって銀行株はMUFG一択で開き直ろうと思う。明日以降、強烈に下げるようであれば、九州F・ほくほくFは買い戻すかもしれない。ただ、それは日本株全体の底打ちが確認できるタイミングになるだろう
- 以上の理由から、業績が良く且つ割安と思ってエントリーした銘柄以外は一旦手放すことにした
- 九州F、ほくほくF、山口F、野村不、三井不、東京建物、地所、東急不、丸紅、第一実業、ゼビオ、三井住友トラスト
- 以上12銘柄は、全量売却した。地銀株と野村不以外は損切りなり苦渋の判断となったが、将来の投資余力を残すために損切りを断行
- 一方、強気を維持したい銘柄もある。直前の決算からモニタリングしている銘柄だ。この9銘柄に関しては、状況によっては、押し目買いを検討したい
- コメ兵、マクニカ、ニチリン、ライフドリンクC、FCC、MUFG、スミダC、中外炉工業、理研計器の9銘柄
- また、「次の決算は自信ないが、現状の株価は割安!」と思っている銘柄もロング・ショート戦略で市場リスクを極小化しつつリターンを追求したいと考えている
- 1️⃣OLC・ショート/JR東・ロング、2️⃣SMS・ショート/トライト・ロング、3️⃣アンビス・ショート/CUC・ロング
- 1️⃣はリオープン銘柄だが、ご存じの通りOLCは超ハイPER銘柄だ。流石に両者のギャップは縮小すると思っているので、ロングショートのポジションは、維持する方針
- 2️⃣、3️⃣でロングしているCUC、トライトはいずれも東証グロースでIPOしたばかりの銘柄だ。需給の影響で売られすぎ、かつ同業他社に比べても明確にディスカウントされていると思う。よって、こちらのペアトレードも暫く続けていきたい
- 現時点では、CUCが一番妙味があると思っている。よってCUCに関しては、ロングにバイアスをかけている
久々にライフドリンクC(2585)を買増し
- 本日は、久々にライフドリンクを買い増した。3,800円以下で買って、4,200円以上で売る戦略だ
- ライフドリンクは、8/16の投資日記で紹介した銘柄だ。足元の業績は堅調に推移している。7-9月期の業績も順調に推移していると思われる。過去1年間の四半期決算において、決算発表後の株価は常にプラスに反応している。市場の期待を上回る決算を出し続けているといえよう。今回も期待を上回る決算を期待したい
- 現状会社予想ベースの今期PERはx19.5。割安感は乏しいように見えるが、1Q時点で経常利益の進捗率は38.4%に達している。11/7に予定される2Q決算時にどの程度の業績上方修正があるかが、目先の株価の焦点になりそうだ
- ただ、いいことばかりではない。当社は6月に売出しを実施したが、引き続きサンライズキャピタルが22%程度の株式を保有している。早ければ年明けにロップアップが明けるため、再度売出しを実施してくる可能性がある。加えて、資金需要も旺盛だ。成長投資のための公募増資も可能性はゼロではない。いずれも長期的にはプラスの資本政策だが、短期的には利益確定の売りに押されるイベントになり得る点は留意が必要だ
- 余談だが、当社のZAO SODAでハイボールを飲むのが日課になってしまった。できれば株主優待でZAO SODA一年分をつけて欲しい。そうすれば長期保有に切り替えるかもしれない(現時点では、半分は4,200円以上で利確したい)