TOPIX:-0.68% MYPF:+1.1% (日米半導体が引き続き強くTOPIXをアウトパフォーム)
- 本日、前場は米国の株安を受けて弱く推移したが、午後トヨタの決算を受けてムードが好転して上昇基調に。しかしながら勢いは続かず引けにかけては売りが優勢となった
- 業種はほぼ全面安。トヨタの効果もあり、自動車セクターが堅調。昨日高かった銀行・不動産は下げが大きかった。原油安を受けてINPEX,JAPEXなども軟調。オムロンの業績下方修正受けて、中国FA関連銘柄は軒並み安となった
- 本日の半導体関連株の新高値銘柄:TELデバイス(2760)、東京応化(4186)、ジャパンマテリアル(6055)、ディスコ(6146)、ローツェ(6323)、富士電機(6504)、KOKUSAI(6525)、アルバック(6728)、理研計器(7734)、SCREEN(7735)、JET(6228)、Santec(6777)
- 米中摩擦問題を受けて中国が半導体製造を内製化(TEL、SCREEN、KOKUSAI、ローツェ)、半導体後工程の製造装置銘柄(ディスコ、アドバンテスト、芝浦メカトロニクス、TOWA):AIデータセンタ恩恵(エンプラス、Santec)あたりは、当面注目を集めそうだ
JIAのライツ・オファリング:株価は意外と堅調に推移
- JIAのライツ・オファリングだが、株価は堅調に推移している。2/5にはほぼライツ公表前の水準に株価は戻した(ただし、同期間TOPIXは約7%上昇しているため、相対パフォーマンスはまだマイナス)
- ほふりで確認できる2/6迄の累計行使率は約18%となっている。オーナーは、まだ行使していないと思われるため、一般株主による行使進捗率は3分の1程度と推定され、順調に行使が進んでいる印象だ
- 一方、2/9には本決算発表を控えている。決算発表の内容次第では株価が大きく動く可能性がある。決算発表前に950円を超えてきたらら、一旦利益確定しておくのが無難かもしれない