TOPIX:+0.72% MYPF:+1.8% 半導体関連銘柄のおかげで大幅プラス。ヒストリカルハイを記録
- 昨日のTSMCの好決算を受けて、半導体関連銘柄が全面高となった。一方、小売、電力株が弱かった
- 本日の半導体新高値銘柄:SUMCO(3436)、東京応化(4186)、ディスコ(6146)、ローツェ(6323)、荏原(6361)、アルバック(6728)、堀場(6856)、アドバンテスト(6857)、日本電子(6951)、エンプラス(6961)、東京精密(7729)、理研計器(7734)、SCREEN(7735)、HOYA(7741)、信越ポリ(7970)、TEL(8035)、菱洋エレク(8068)、リョーサン(8140)、三益半導体(8155)、テラプローブ(6627)、Santec(6777)、日本電子材料(6855)
- 日本が誇る代表的な半導体製造装置銘柄が揃って高値を更新。また、日本電子材料のように業績が低迷している銘柄も業績底打ち期待から新高値をつけてきている。PC/スマホ・メモリ関係の部材メーカまで業績底打ち期待で物色が広がってきた印象だ
- 公募増資(PO)を公表したヤマエG(7130)は3日続落。公募公表からの下落率は2割に達した(増資に伴うEPS希薄化率は16.3%)。条件決定日は1/24(水)の予定。さらに下げるようであれば、買増しを検討したい
- ライツオファリングを実施中のJIA(7172)も、1/17のライツ売買開始日以降、冴えない展開が続いている。ライツ公表日前日を基準とした権利落後理論株価(TERP)からの下落率は15%となっている。下落率が2割を超えるようであれば(760円未満)、ライツ行使期間中であってもエントリーを検討したいと思っている
EVの揺り戻しで今年はトヨタが強い?
- トヨタが上場来高値をつけた。円安・日本株買いの流れに乗っているだけかもしれない
- ただ、グローバルでみると主要完成車メーカーの今年に入ってからのパフォーマンスは悪い(以下チャートはドルベース)。トヨタのパフォーマンスの良さが突出している
- EV化の揺り戻しがもう一つの要因なのかもしれない。EVで出遅れているが全方位型のトヨタが見直されている?という見方もできる
- トヨタ以外にも(電動化は逆風と言われてきた)日本特殊陶業の株価も絶好調だ。コロナ以降の電動化の加速が相対的に逆風だった銘柄が狙い目なのかもしれない(ジェイテクト・アイシン?)