TOPIX +1.26% MYPF +3.6% 昨日下げた銘柄が大幅にリバウンド
- 本日は昨日下げのきつかったバリュー株が自立反発。ただし、銀行株は相対的に弱かった。地銀株のパフォーマンスも濃淡がでてきており、今後は銘柄選別が重要になるかもしれない
- 決算発表後上昇していた銘柄の一部は利益確定の影響で軟調だった。保有株ではSCREEN(7735)、東洋水産(2875)が弱かったが、いずれの銘柄も11月に入り大きく上昇していた銘柄だ
- 決算が好感された任天堂(7974)は大幅続伸となった。本日決算を控えていた三菱地所(8802)を跨ぐのを回避(売却)して、任天堂に乗り換えた
- その結果、本日の決算跨ぎは理研計器(7734)、ホンダ(7267)、KOKUSAI(6525)の3銘柄だった
- 理研計器はほぼ会社計画通りに見受けられる。ただ、2Qにもかかわらず補足資料もなにもない。決算短信の説明も淡白で良し悪しの判断が難しい。改めて会社に問い合わせして下期の見通し・感触をさぐってみたいと思う(当社は問い合わせすれば、ある程度は丁寧に回答をいただける)
- ホンダは為替の影響も手伝い、業績を上方修正した。おそらく業績修正自体は織り込み済みだったと考えられる。ただ、今期の販売台数計画を下方修正した点は、需要に陰りがでてきた?と懸念される可能性もあり、株価の上値は限られそうな印象でもある
- KOKUSAIはIPO後初の決算発表だった。今期決算に関しては、特段サプライズがないものの、改めて主力製品の売上が来期以降拡大することの期待感がでてくるかもしれない。IR資料も目先の決算内容よりも当社の強み・優位性と中長期的な成長性について丁寧にIRしている印象で好感がもてた。適正なPERの評価は難しいものの、2500円割れの水準では買い増しを検討したい
- 明日11/10は、ニチリン(5184)、JAPEX(1662)、ライフドリンク(2585)、ほくほくFG(8377)が決算を予定している
- ニチリンは、順調に利益を積み上げてきそうだが、最近の中小型自動車部品銘柄は敬遠されがちなため、短期的な株価上昇はあまり期待していない
- JAPEXはPBRx1割れを意識した大規模な自社株買いを期待したい。業績は前回決算で下方修正しており、下方サプライズの可能性は限られそうだ
- ライフドリンクは、前回の決算が素晴らしかったため、今回も期待したい。どれくらいの業績上方修正をしてくるのかによって株価の反応は変わってきそうだ(7-9月は飲料が好調だったと推察される)
京都の製造業銘柄の11月以降の株価は堅調?
- 11月に入り、株式市場全体は乱高下している印象だが、京都銘柄は底堅く推移している
- 特に電子部品と半導体関連は堅調だ。ニデックも決算発表直後は売られたものの、11月に入り反発しつつある
- 現在SCREENと任天堂を保有しているが、今後ロームあたりはエントリーを検討したい