売出株数は約387万株。対発行済株式の30%相当(株価3555円基準で130億円強の売出規模)
1日の平均出来高は5万株しかないため、受給へのインパクトは大きいと推察
なお、売出しと同時に東証プライムに鞍替え(現状はスタンダード)
業績と株価は好調、プライム移行は好材料とはいえ、売出しの規模が大きく短期的な受給インパクトが大きくなりそう。。
貸株も潤沢ではないので条件決定までに(空売りがあまり入らず)株価が下がり切らない場合、売出しの受渡期日直後の株価インパクトが大きくなる可能性もあるため、まずは静観したい
良い銘柄なので、売出後の株価水準次第では妙味が出てくるかもしれません
以下、6月10日時点での株価動向等を更新
6月9日時点での株価は3,500円。公表日終値が3,555円ですのでほとんど下がっていません
会社に魅力がありプライム銘柄になることがプラス材料視されている面はあります
一方、貸借銘柄ではく、空売りが出来ないため、今回の売出しに伴う受給悪化インパクトを株価が織り込みきれていない可能性があります
株価が下がらないと困るのは引受証券会社の営業マンかと思います
今回の売出しは、条件を6月14日(最短)に決める予定ですが、受渡日が6月26日のため、2週間近くも期間リスクを取る必要があります
通常の売出しは条件決定から受渡日まで1週間、本件はプライム上場の関係で期間が長くなるためです
更には、貸借銘柄ではないため、割当株のヘッジ売りが出来ないため、売出しに参加する投資家は相応のリスクを負います(株価が下がればそのリスクは取りやすいが、下がらないと投資家も警戒する)
ということで私見ですが、このまま静観するスタンスに変更なし
受渡日以降(株価が下がったら)エントリーを検討する