TOPIX +0.07% MYPF +1.5% JAPEX決算跨ぎ成功
- 本日は、海運・銀行株・半導体設備投資関連が強い。一方、決算を嫌気してブリヂストン(5108)・ホンダ(7267)・ニコン(7731)・SBG(9984)などが大幅安。決算を受けて連日大幅高だった任天堂(7974)は大きく反落
JAPEX(1662)が自社株買いを公表
- 本日JAPEXが場中に2Q決算を発表した。業績上方修正幅は、ほぼコンセンサス通りだった一方、300万株(発行済の5%相当)の自己株取得を発表。これを受けて株価は大きく反転した
- 振り返るとINPEXが8月の2Q決算発表時に大規模な自社株買いを公表し、株価はギャップアップした。今回、JAPEXが追随したことによって両社のギャップは埋まったと思われる
- 今回の決算をもって、対INPEXという観点ではJAPEXを保有する優位性はなくなったと思われる(よって来週以降、段階的にJAPEXを利確していきたいと思っている)
ホンダ・FCCを損切り
- 決算発表後の株価反応を踏まえ、ホンダ・FCC(7296)を損切りした。両社とも2Qの実績は申し分ないが、来期以降の業績拡大のカタリストが見当たらず。短期的には他の銘柄に資金をシフトした方が得策と判断した
- 8月以降、ホンダの株価が上昇するなかFCCはついていけず。このギャップが埋まると期待してFCCをホールドしてきたが、足元の相場環境は自動車部品銘柄に積極的に資金がいくイメージが湧かなくなった
- FCCは、PBRがx0.5でキャッシュ・資本も潤沢。ホンダが2割もっていなければアクティビストに狙われてもおかしくない状況だ。当社のキャピタル・アロケーションは「株主還元よりも成長投資優先」を掲げている(中計より)。現時点では具体的な投資成果が見えてこず、キャッシュだけが積み上がっている印象
- 11/13に決算説明会を予定している。何らかの進展を期待したい