TOPIX:-0.67% MYPF:-1.2%(昨晩の米ハイテク株安が影響してマイナス)
- FOMCでパウエル議長が3月利下げを否定したこと、GOOGL、MSFT決算後の時間外株価が軟調に推移したことを嫌気して、日本株は終日軟調に推移した
- 食品・医薬品などディフェンシブ性の高い銘柄が相対的に強かった。半導体は全般的に弱かったが、決算で中国の需要が引き続き強いことが確認されたSCREENは大幅高となった
- 本日の半導体関連の新高値:太陽HD(4626)、MARUWA(5344)、日本マイクロ(6871)、SCREEN(7735)
- 昨日決算発表後に急落した東洋水産(2875)は本日大幅反発となった
- 旭有機材(4216)の決算も良好に見えたが本日は4%を超える下落となった。バルカーは、昨日強かった反動で本日は8%下落。エンプラスに至っては18%安だ
- バルカー(7995)・エンプラス(6961)は直近新高値をつけていた
- 高値圏で推移している状況下、決算内容が市場の期待に届かない場合、株価の下落率が大きくなっている
- 旭有機材は、PERがx7。高収益・高成長企業だと割安銘柄であるため注目している。難点は、需給が悪いことだ。信用買残が高止まりしており、海外機関投資家も空売りを仕掛けてきている。決算の内容に鑑み、本日上昇すると思っていたが、朝方から軟調に推移。想像と真逆の結果となったため、一旦損切りすることにした(後場一段安となったため、前場に売って結果オーライだった。需給が改善したタイミングでの買い戻しを検討していく予定)
- 半導体設備投資関連銘柄の決算跨ぎはリスクリターンが見合わない?と感じたため、Santec(6777)は半分売却、日本ピラー(6490)は全量売却した。両社とも決算内容次第では買い戻しを検討したい
JIA(7172)の買増しを開始
- 昨年末に公表されたJIAによるライツ・オファリング、ライツの売買が開始されて12日が経過した
- 現状、ほふりで確認できる行使株式数は約470万株(行使率:15%程度)だ
- 株式・ライツともに出来高がそれほど増えていない(一般投資家はライツを行使しても、継続保有している人が多い?)
- 昨日、同業のFPG(7148)が決算を発表。本日の株価は前日比6%上昇した。同業の株価が堅調に推移していることもJIAにとっては追い風だ
- 元々ライツを100株分行使して継続保有していたが、本日少額買増した。ライツと株式の乖離がそれほど大きくないため、株式の方を買い付けた
- 株価がライツ公表前の水準まで戻ると仮定した場合、目標株価は950円となる。900円未満で買い増していき950円以上で売却することを目標に買付を行なっていく予定だ