案件概要
- 公募株式数:120万株(オーバーアロットメントによる売出しを含む)
- 対発行済株式数:16.5%、EPS希薄化率:14.2%、出来高の25日分
- オファリング規模:127億円(11/16終値10,060円基準)
- 条件決定日(最短):11/27(月)、払込期日:12/5(火)、受渡期日(プライム昇格日):12/6(水)
- 資金使途:半導体関連事業にかかる設備投資資金
- 当社は2020年9月にも公募増資(自己株処分)を実施しており(当時の募集価格は6,422円)3年ぶりのPOとなる
- 当社は8月の本決算発表時に中期経営計画を公表していた(2022年に策定していた中計をアップデートして新たに3カ年の計画を公表)。今回の公募増資は中計の成長戦略の一環として実施される
- 下記は過去5期の当社の主要財務諸表だ。売上高が急成長している一方で、営業CFは常に赤字の状況が続いている。今回の中計では、2026年6月期の売上高目標を860億円としている。売上高480億円を3年で860億円に拡大させるという意欲的な内容である。急成長を支える強固なバランスシートの確保を目的として21年6月期に続き、2度目の増資に踏み切ったと考えられる
11/27に条件決定
- 募集価格:9,139円(ディスカウント率:4%)
- 引受価額:8,710.6円(引受手数料率:4.5%)
- 公表から条件決定日まで株価は5.4%下落(同期間TOPIXは0.6%上昇)