TOPIX:+1.27% MYPF:+0.4%(週末の米半導体株安の影響でTOPIXにアンダーパフォーム)
- 本日は日経平均3万6千円前後で揉み合う展開。FOMC待ちで上値を追いにくい環境だが、意外と底堅い展開であった
- 本日は全ての業種がプラス。中東情勢の影響で原油関連株が大きく上昇。円安の影響で自動車・商社も強かった。一方、グロース指数はマイナス
- 本日の半導体関連株の新高値:トーカロ(3433)、太陽HD(4626)、メック(4971)、バルカー(7995)
太陽HDの筆頭株主はDIC。そのDICの筆頭株主はオアシス
- 太陽HDは、半導体後工程の部材関連銘柄で出遅れ感があり、注目している
- 当社の筆頭株主はDIC(4631)であり、当社はDICの持分法適用関連会社だ。2017年に当社がDIC宛に第三者割当増資を実施し、半導体事業で資本提携した経緯がある
- 一方、昨年末オアシスがDIC株式の6.9%保有していることが大量保有報告書により判明した
- DIC、太陽HDの時価総額はそれぞれ2,674億円、1,876億円。現在のDICはPBRがx0.6と低迷している。
- オアシスがどのような株主提案を行なっていくのか不明だ。DICに政策保有株の売却を迫るということも想定される。ただ、持分法関係にある太陽HDとの資本関係について何らかの提案をしてくる可能性も否定はできない
- 妄想になるが、資本関係の深化といったシナリオになると太陽HDホルダーとしてはメリットのある展開になるかもしれない
- 逆にDICが売却するとなると太陽HDの株価にはネガティブな影響がありそうだ。ただ、DICからみて太陽HDは戦略的に重要なアセットに思えるので、個人的にその可能性は低いと考えている