- 米PCEを無難に通過したことを契機に再びリスクオン相場？に転換。特に半導体関連株が強い状況が継続している
- スカイマーク以外は全て含み益に転じているが、今の所損切るつもりはないが、2月の月次を確認して再考したい
- 本日の半導体関連の新高値銘柄：TELデバイス（2760）、信越（4063）、東京応化（4186）、住友ベーク（4203）、トリケミカル（4369）、扶桑化学（4368）、MARUWA（5344）、ディスコ（6146）、野村マイクロ（6254）、TOWA（6315）、ローツェ（6323）、荏原（6361）、オルガノ（6368）、アルバック（6728）、日本マイクロ（6871）、東京精密（7729）、HOYA（7741）、バルカー（7995）、TEL（8035）、アオイ電子（6946）、日本電子材料（6855）
- 日銀会合での金融政策の正常化が意識されて銀行株が強い。また、連日の大商いを受けて証券株も堅調。一方、原油高を受けて空運株は弱い
半導体ノン・ピュアプレイヤー3社のパフォーマンス比較
- 自身が保有する半導体製造装置関連銘柄で、ノン・ピュア銘柄（半導体事業以外のセグメントも相応の規模を有する銘柄）3社の年初来パフォーマンスを比較してみた
- 荏原：圧倒的にパフォーマンスが良い。半導体以外も順調かつROE15％を安定的に稼ぐ事業PFが評価されている
- 堀場：半導体が稼ぎ頭に急成長。本決算発表と同時に中計を新たに公表し好感された（ROE長期目標は12％以上）
- キヤノン：OPM10％達成が視野に。半導体事業の好調に加え、メディカル事業のマージン改善を好感（今期ROE目標値は8.9％）
- 今期の営業増益率の観点では、半導体事業が好調の堀場の上値余地があるようにみえる（対荏原でも割安）
- キヤノンは規模が大きいが、今期の営業利益の増益モメンタムは良好。PER/PBRがまだまだ割安にみえる
- 荏原はすでに株価も大きく上昇している。買い増しするなら、荏原よりは堀場・キヤノンを優先したい局面だ
