TOPIX:+0.11% MYPF:+1.4% AMSL決算効果で半導体株が大きく上昇
- 本日は半導体が強かった。前場は特定の銘柄に集中していたが、後場は幅広い半導体銘柄に物色が広がった印象だ
- 本日の半導体新高値銘柄:東京応化(4186)、大阪有機化学(4187)、太陽HD(4626)、TOWA(6315)、荏原(6361)、日本ピラー(6490)、富士電機(6504)、KOKUSAI(6525)、アルバック(6728)、日本マイクロ(6871)、レーザーテック(6920)、日本電子(6951)、SCREEN(7735)、テラプローブ(6627)、JET(6228)
- 主力株から幅広い銘柄に物色が広がってきており、明日以降この流れが継続するか注目したい
NEC/日立がルネサスをブロックトレードにて売却
- 本日引け後に、NEC・日立が保有株全てをブロックトレードにて売却するとの報道がでた
- 両社合算の保有株式数は1億3,770万株。仮条件は2,474〜2,527円(本日終値から6-8%ディスカウント)
- 全量売却する場合の規模は、発行済株式数の6.8%に相当。想定売却金額は3,309-3,382億円
- 売却株式数は1日平均出来高の約10日分に該当。ブロックトレードとしては一般的な水準
- 明日は安くスタートしそうだが、足元の半導体銘柄に追い風が吹いており、底堅い展開も期待できる
- なお、ルネサスは2/8に本決算発表を予定している。本決算発表直前に3,000億円規模のブロックトレードを執行するのは珍しい。販売面では決算発表後の方が投資家も買いやすいはずだ
- 想像の域をでないが、今年は3月決算企業による3Q決算発表後のウィンドウ(2-3月)にPOがたくさん出てくる可能性がある。それを見越して1月に執行したのかもしれない
- 最近のブロックトレード事例では、昨年12月の楽天グループによる楽天銀行株式の売却案件が挙げられる