TOPIX -0.75% MYPF -2.3% 中小型株にウェートを置いているため、厳しい相場展開が続いている
- 原油高一服でエネルギーセクターが安い。ディフェンシブな医薬品・食品が相対的に強かった。総じてリスクオフの相場展開
- マザーズ銘柄は総崩れ。マザーズ以外の中小型グロースも総じて厳しい。アンビス(7071)は8%安。つい最近までアンビス・ショート/CUCロングのポジションをとっていたが、流石にここまでアンビスが急落することは想像していなかった
- こういう相場環境の時は、何もしないのが最善の策なのだろう。しかし、我慢できず東洋水産(2875)にエントリーした。東洋水産は、もともと推しの銘柄だ(8/17の投資日記を参照)7月末の1Q決算発表後、ヨコヨコの展開が続いていた。当社の株価は、1Q決算がよかったにもかかわらず株価は上昇せず現在に至っていた。1Q決算発表時点で当社株を保有していたが、決算発表後の株価推移が理解できなかったため、一旦ポジションを解消していた。本日、改めて月末の好決算を期待しエントリーした。ただ、地合いが悪過ぎるため、小ロットでの参加だ。基本的にはポジションを増やす局面ではないと考えている
ニデック(6594)の2Q決算は、サプライズなし?ニュートラル?
- 本日、引け後にニデックが2Q決算を発表した。1Q決算発表では車載事業の黒字化・構造改革の効果による利益のV字回復で株価は大きく上昇した。しかし、7月末を天井に直近3ヶ月は一貫して軟調に推移してきた(中国の景況感悪化の影響)。2Q決算で流れが変わってほしい!という思いをこめて決算跨ぎを試みた
- 2Q決算内容の株価への影響は、ニュートラルな印象だ。2Q決算の実績自体は市場予想とほぼ同水準だったためだ。一方、通期の業績については上方修正されなかった。それを嫌気したのか、決算発表直後のPTSは大きく売られた。今の地合いでは、通期業績の上方修正がなかった点と2Q決算でのポジティブサプライズがなかったことが売材料視されるのが現実だ
- 私自身は2Q決算でコンセンサスを上回る決算を期待していたため、残念な結果ではあった。業績上振れとならなかった最大の要因は車載事業だと思料。1Q決算で100億円の営業利益を出していたにもかかわらず2Qで60億円程度に急減速したためだ。注目されるE-axeの開発投資費用が嵩んだためだ。再度先行投資を優先したようだ。中国のEV事業は若干雲行きが怪しくなってきていたため、車載事業の収益性悪化は、短期的に株価にネガティブに作用する可能性がある
- ただ、通期業績の上方修正の期待感と車載事業の今後の見通し、それをふまえた株価への影響については、明日の決算説明会でのメッセージ次第だと考えられる。決算発表は10時から始まるため、10時以降の当社の株価には注目したい。会社からの通期見通しに関する力強いメッセージを期待したい
米長期金利だどうなるのか。。予測が困難
- 本日、引け後に米10年金利が07年以来の5%超の水準に上昇した。それを受けて株先物は軟調に推移している。このような状況下、著名投資家のBill Ackman氏は8月より米長期国債をショートしていたが手仕舞ったようだ。今後景気減速により米金利は低下する可能性が高いと判断したようだ
- 一方、日銀が金融引き締めに動いたら、国内投資家のレパトリエーションにより、米国債が売られる(米長期金利高)のでは?という見方もある
- 日銀の金融政策決定会合、及びそれによる市場の反応は読みにくい。年内は米長期金利の落ち着きどころを探す展開が想定され、その展開に株式市場も振り回されることになりそうだ