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フジオフードグループ本社(2752)公募増資(PO):コロナ禍により毀損した資本を増強し出店を加速

株式会社DMM.com証券

  • 当社は外食産業でコロナ禍の影響を大きく受けた企業の一つ
  • (公募増資の実施が困難であった)2023年3月に発行していた新株予約権(潜在株181万株相当)は、今回の公募増資にあわせて取得・消却する予定
  • 2021年のコロナ禍の際に緊急で調達した資本性劣後ローン(37億円相当)も返済することで、良質な資本へ転換を図っていく方針

増資により自己資本比率はコロナ禍前の3割の水準に回復する見込み

  • 当社の純資産はコロナ禍前は90億円程度で推移していたが、足元は20億円強となっている。公募増資で資本増強することで、コロナ禍前のバランスシートに近づけることが可能。今後、出店戦略の積極化により業績のV字回復を目指す方針
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中長期戦略:経常黒字の定着化と純資産の回復→更なる成長の足掛かりに

  • 当社では以下の中長期戦略を掲げている
    • コロナ禍以降赤字が続いていたが一連の構造改革により2023年12月期に漸く黒字化を果たす(Step1)
    • 黒字化定着に向けて新規出店の加速・純資産の回復(Step2)→外食のプラットフォーマーへの変革(Step3)
    • Step3に向けた財務基盤の強化を目的に本公募増資を実施
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売出実施後に株主優待の権利が控える

  • 当社には6万人の株主が存在。無配にも関わらずこれだけの株主が存在するのは株主優待の影響が大きいと考えられる
  • 6月末、12月末を基準に株主優待の権利を取得することが可能だ。したがって、例年12月は出来高が増加する傾向にある=POに伴う需給悪化を一定程度和らげる効果が期待できる
  • 株主優待の詳細については、会社URLを参照

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