ウィブル証券株式会社 HOME > IPO,PO関係 > IPO,PO関係 ウェザーニューズ(4825):目論見書を活用しない売出し(PO)を通じて金融機関が政策保有株式を売却 2024年10月21日 株式会社DMM.com証券 X Share Pocket Hatena LINE URLコピー 流動性の改善を目的に発行会社より能動的に金融機関株主に売却を働きかけたことにより、売出しを実現 本件は、目論見書を活用しない売出し。直近の事例では、ニッコンホールディングスが挙げられる。通常の売出しと相違点等の詳細は、下記の記事を参照 ニッコンホールディングス(9072):目論見書を活用しない売出し(PO) 10/21に条件決定 売出価格:5,548円(ディスカウント率:3%) 引受価額:5,319.2円(引受手数料率:4%) 売出公表から条件決定まで株価は14.6%下落(TOPIXは1.6%下落) 売出し公表前に株式分割・増配・優待拡充を公表していた 本売出しを通じて、個人投資家層の更なる拡充を目指す。なお、本件公表前の2024年10月4日には以下の点を公表していた 11月末を基準に1:2の株式分割 増配(分割前DPS:130円→140円) 株主優待の拡充:5月・11月末株主に対して6ヶ月間、当社サービス「ウェザーニューズPro」(月額:680円) Screenshot 中計目標値:26年5月期売上高260億円以上、営業利益率20%以上 当社は2023年7月に中期経営計画を公表している 2023年5月期の売上高211億円に対して2026年5月期に260億円以上に拡大する計画(3年CAGR7.1%以上) 営業利益の3年CAGRは16.8%以上を目指す 気象情報・防災情報を提供するプラットフォーマーとしてスケール化を達成することで、利益成長を加速させていく戦略 売出決議日(10/15)時点における会社予想今期PERはx27程度。相応に成長期待を織り込んだ株価水準といえる Screenshot 当社は、陸・海・空に関連するあらゆる交通・インフラ企業に対して気象情報を中心とした安全情報を提供している 法人向け(BtoB)は売上の53%を占めており、中計においては顧客の拡大によってスケール化を推進 個人向け(BtoS)のビジネスも売上高の46%と高い割合を占めている 筆者の感覚として、気象情報はYahoo天気などで無償で入手する人が多いのでは?ウェザーニューズが個人向けで相応の売上高をあげているのは個人的に驚きだ Screenshot 株価は、SaaSバブル崩壊(2021年12月)以降一貫して下落傾向だったが、足元は反転? Screenshot Follow me! @investlife1977 FacebookXCopy auカブコム証券 X(旧Twitter)のフォローお願いします X Share Pocket Hatena LINE URLコピー -IPO,PO関係 -PO, ウェザーニューズ, 売出し, 株価